観葉植物が体に悪いといううわさを聞いたけど、それって本当?
このような疑問を持ったことはありませんか?
具体的な心配事として、植物の毒性やアレルギー・カビ、またペットや子供への悪影響などが挙げられます。
結論から言うと、適切に選んで育てれば、観葉植物は健康に悪影響を与えません!
むしろ空気をきれいにしたり、ストレスを和らげたりと良い影響をもたらしてくれることが多いんです。
この記事ではこのような悩みを解決すべく、一人暮らし×観葉植物マニアの筆者が観葉植物が体に悪いと言われる理由や、安心して育てられる観葉植物の選び方をお伝えします!
是非最後までご覧ください。
【一人暮らし×観葉植物マニアの筆者の紹介】
- 都内一人暮らし、IT企業勤めの25歳(男)
- 一人暮らし歴7年
- 30種類以上の観葉植物を2年間育てる
- 目標は部屋を観葉植物だらけのジャングルにすること
ご覧いただきありがとうございます!一人暮らし×観葉植物ならお任せください!
観葉植物が体に悪いと言われる理由とは?

「観葉植物は体に悪い」というイメージを持つ人もいますが、その理由はいくつかあります。
特に、以下の3つのポイントがよく挙げられます。
1. 毒性のある観葉植物が存在するから
すべての観葉植物が安全というわけではなく、実は毒性を持つ種類があります。
誤って葉や茎を口にしたり、樹液が肌についたりすると、刺激を感じたり、体調不良を引き起こしたりすることも。
どの種類にどんな毒性があるかを事前に知っておくと安心できます。
✅ 毒性のある代表的な観葉植物
植物名 | 特徴 | 注意点 |
---|---|---|
ディフェンバキア | 葉が大きくインテリアに映える | 樹液が皮膚や目に触れると刺激がある |
ポトス | つる性で育てやすい | 摂取すると嘔吐や下痢を引き起こす可能性 |
スパティフィラム | 白い花が美しい | 口に入れると口内や喉に炎症を起こす可能性 |
毒性のある植物を選ばないか、ペットや小さな子どもが触れない場所に置くことが大切です。
2. アレルギーや花粉による影響
観葉植物の中には、花粉や葉の成分がアレルギー反応を引き起こすものもあります。
特に、ゴムの木(フィカス類)などはラテックス(天然ゴム)の成分を含み、ゴムアレルギーの人には刺激になることがあります。

アレルギーが気になる場合、部屋に取り入れる際は一部の観葉植物は避けておくのが無難です。
観葉植物でアレルギーを起こす例
- ✅ ゴムの木(フィカス類)
→ ゴムアレルギーの人は要注意 - ✅ シダ植物の一部
→ 胞子が飛び散り、くしゃみを誘発することも - ✅ 観葉植物の花粉
→ 花をつけるタイプは、花粉アレルギーの人には影響が出ることも
3. カビやダニが発生しやすい環境になることも
観葉植物を育てるとき、水やりをしすぎたり風通しが悪かったりすると、カビやダニが発生しやすくなります。
特に土が常に湿った状態は、あまり良い影響を及ぼしません。
カビやダニは言わずもがな体に悪いので、下記ポイントを意識して予防しましょう。
カビやダニを防ぐためのポイント
- ✅ 水のやりすぎに注意
→ 乾燥気味に育てられる種類を選ぶのも◎ - ✅ 風通しの良い場所に置く
→ 空気がこもる場所はカビの原因になりやすい - ✅ 葉の表面を定期的に拭く
→ ホコリやダニの発生を防ぐ
安心して育てられる観葉植物の選び方

「毒性」とか「アレルギー」「ダニ」と聞くと不安になってきた…
このような不安をお持ちになるかもしれませんが、ご安心ください!
体に悪影響を及ぼすリスクが低い植物を選べば、安心して観葉植物のある暮らしを楽しめます。
ここでは、初心者でも安心して育てられる観葉植物を目的別に紹介していきます。
毒性のない安全な観葉植物
「誤って触ったり口にしてしまっても安全」という点で、毒性のない観葉植物を選ぶと安心です。
特に、ペットや小さな子どもがいる家庭におすすめです。
✅ 毒性がなくて安心な観葉植物
植物名 | 特徴 | おすすめポイント |
---|---|---|
パキラ | 編み込まれた幹 | 空気清浄効果があり、成長が早い |
シュガーバイン | 可愛らしいツル | 耐陰性が高く、日陰でも育つ |
アレカヤシ | 南国風の見た目でおしゃれ | 空気をきれいにする効果が高い |
特にパキラは初心者でも育てやすく、インテリアとしても映えるのでおすすめです!
アレルギーのリスクが低い観葉植物
花粉や成分によるアレルギーが気になる人には、花をつけないタイプや葉がしっかりした植物がおすすめです。
✅ アレルギーが出にくい観葉植物
植物名 | 特徴 | おすすめポイント |
---|---|---|
サンスベリア | 厚みのある剣状の葉 | 空気清浄効果が高く、初心者でも育てやすい |
エバーフレッシュ | 夜になると葉が閉じるユニークな習性 | 見た目が可愛く、成長が早くて育てがいがある |
アグラオネマ | 葉に模様があり、インテリア性が高い | 耐陰性があり、空気清浄効果も期待できる |
サンスベリアは、花粉や香りがほとんどなく、アレルギーのリスクが低いのでおすすめ!
観葉植物を安全に楽しむための4つのポイント

安心して育てられる観葉植物を選んだら、次に大切なのは正しい管理方法です。
管理が不適切だと、カビや害虫が発生したり、植物自体が弱ってしまったりすることも。
ここでは、観葉植物を安全に楽しむための具体的なポイントを紹介します!
1. 水やりは「控えめ」が基本!
観葉植物を枯らしてしまう原因の多くが「水のやりすぎ」です。
特に根が常に湿った状態になると、根腐れやカビの原因になります。
初心者の方ほど「毎日水をあげなきゃ…」と思いがちですが、案外そんなことはありません!
水やりの頻度は種類によりますが、総じて「土が乾いたら」というのが目安になります。
2. 風通しの良い場所に置く
観葉植物は、風通しの良い場所を好みます。
空気がこもった場所に置くと、カビやダニが発生しやすくなります。
また、蒸れやすくなることで植物自体も弱ってしまいます。
窓際や換気口の近くに置けずとも、扇風機やサーキュレーターで空気を巡回させるだけでも効果的です。
3. 葉の掃除をこまめに行う
葉の表面にホコリがたまると、光合成の効率が下がったり、害虫が発生しやすくなります。
またダニやカビの原因にもなるので、定期的な葉の掃除が大切です。
サンスベリアやアグラオネマなど、葉が広い植物は掃除するとツヤが出て美しさもアップします!
4. ペットや小さな子どもがいる場合は置き場所に注意
ペットや小さな子どもがいる家庭では、観葉植物を誤って口にしたり、むやみに触れてしまったりする可能性を防ぐため、置き場所に注意する必要があります。
植物を吊るして飾る方法は、シンプルにインテリアとしておしゃれなので一石二鳥です。
まとめ:観葉植物は体に悪くない!正しい選び方と管理で安心
それでは、本記事のまとめです。
- 観葉植物が体に悪いと言われる理由に、毒性やアレルギー、カビやダニのリスクがある
- 毒性がなく、アレルギーのリスクが低い植物を選べば、初心者でも安心して育てられる
- 水やりや風通し、置き場所を工夫すれば、観葉植物を安全に楽しめる
この記事を読むことで、観葉植物を取り入れることについての悩みが解消すると幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございました!
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