一人暮らしに癒しが欲しいなぁ…
一人暮らしをしていると、このようにふとした瞬間に「癒し」が欲しくなることはありませんか?
仕事や学校で忙しい日々を送る中、家に帰ってきてホッと落ち着ける空間があると、それだけで心が軽くなるものです。
そんな癒しを与えてくれる存在としておすすめなのが観葉植物です。
この記事ではこのような悩みを解決すべく、一人暮らし×観葉植物マニアの筆者が観葉植物の癒し効果や初心者にもおすすめの種類・楽しみ方をお伝えします!
是非最後までご覧ください。
【一人暮らし×観葉植物マニアの筆者の紹介】
- 都内一人暮らし、IT企業勤めの25歳(男)
- 一人暮らし歴7年
- 30種類以上の観葉植物を2年間育てる
- 目標は部屋を観葉植物だらけのジャングルにすること
ご覧いただきありがとうございます!一人暮らし×観葉植物ならお任せください!
観葉植物が癒しをもたらす理由

観葉植物が「癒し」を与えてくれる理由は、以下のようなポイントにあります。
- 緑色がもたらす視覚的な癒し効果
- 部屋に生命観をプラスしてくれる
- 空間の雰囲気を柔らかく変えてくれる
順に解説します。
1.緑色がもたらす視覚的な癒し効果
人間の目は、色の中でも特に「緑色」を見るとリラックスしやすいと言われています。
これは、緑色の波長が目に優しく、自律神経を整える働きを持つためです。
自然の中で過ごすと気持ちが落ち着くのと同じように、室内に緑を取り入れるだけでもストレス軽減の効果が期待できます。
筆者も最初は「なんとなくおしゃれかも~」くらいで取り入れましたが、想像以上に癒しを感じています!
2.部屋に生命感をプラスしてくれる
一人暮らしをしていると、
部屋が静かすぎるし、なんだか殺風景…
ふとこんなことを思わないでしょうか。
そんなとき、観葉植物をひとつ置くだけで、部屋に生命感が生まれ、温かみのある空間に変わります。
植物は生き物なので、日々少しずつ変化していきます。
新しい葉が出たり、成長して形が変わったりする様子を見ると、「自分と一緒に生きているんだな」と感じられ、気持ちが和らぎます。
このように、自然と触れることでストレスが軽減され、集中力や幸福感、健康が向上する効果は「バイオフィリア効果」と呼ばれています。
バイオフィリア効果とは、人間が本能的に自然を求め、触れ合うことで心身に良い影響を受ける現象のことです。
たとえば、観葉植物を置くと気分が落ち着いたり、公園を歩くだけでストレスが和らいだりするのもその一例です。
川のせせらぎや波の音が癒しを与えるのも同じ理由で、自然の要素が集中力や回復力を高めることが研究で証明されています。
部屋に観葉植物を取り入れることで、手軽にこの効果を得ることが可能です。
3.空間の雰囲気をやわらかく変えてくれる
観葉植物は部屋の雰囲気を変える力も持っています。
無機質でシンプルだった部屋に、一鉢緑を加えるだけで、空間がやわらかく、居心地の良い雰囲気に変わります。
窓際に1つでもあると雰囲気が大きく変わります!
筆者も部屋に観葉植物を取り入れたことで、「この部屋にいると落ち着くなあ」と思えるようになりました。
観葉植物が癒しをもたらす理由は、視覚や心理面、そして空間全体に及ぶ影響にあります。
一鉢でも取り入れることで、その力を実感できるはずです。
次の章では、そんな癒しを与えてくれる観葉植物の中から、一人暮らしにぴったりの種類をご紹介します!
一人暮らしにおすすめの癒し系観葉植物5選

観葉植物にはさまざまな種類があります。
一人暮らしの部屋に取り入れるなら、特に「育てやすさ」「手間のかからなさ」「見た目の癒し効果」がポイントです。
ここでは、初心者でも育てやすく、癒しを感じられる観葉植物を紹介します。
1. ポトス – 育てやすく、成長の変化が楽しい

ポトスは、「観葉植物を初めて育てるなら、まずはポトス!」とさえ言われる初心者向けの代表格です。
つる性の植物で、伸びていく様子を楽しめるのが魅力です。
水やりの頻度も少なく、乾燥に強いので、一人暮らしでも無理なく育てられます。
癒し系植物ポトスのおすすめポイント
- 鮮やかな緑が視覚的にリラックス効果をもたらす
- つるが伸びるので、成長を楽しみながら育てられる
- 明るい室内なら日陰でも育つので、置き場所に困らない
つるが良く伸びるため、普通に置いた鉢で育てるだけでなく、吊り下げて楽しむこともできます。
筆者も育てていますが、つるがみるみるうちに伸びるため”育てている感”を得やすいです。
2. サンスベリア – おしゃれで空気清浄効果も期待できる

サンスベリアは、シャープな見た目が特徴的な観葉植物です。
癒し系植物サンスベリアのおすすめポイント
- 無機質な部屋にもマッチするスタイリッシュな見た目
- 乾燥に強く、水やりは月に1~2回程度でOK
- 夜に二酸化炭素を吸収し、酸素を放出するため、寝室にもおすすめ
NASAの研究では空気をきれいにする効果があるとされており、寝室やリビングに置くと快適な環境作りにも役立ちます。
NASAの『Clean Air Study』(1989年)では、サンスベリアが空気中のベンゼンやホルムアルデヒドなどの有害物質を除去する能力を持つと報告されています。
また、サンスベリアは夜間にも二酸化炭素を吸収し、酸素を放出する珍しい植物のひとつで、寝室にも適しているとされています。
視覚的な癒し効果に加え、このような能力による環境向上が望めるので、まさに観葉植物にもってこいの種類と言えます。
3. パキラ – 柔らかな葉が癒しを与える人気植物

パキラは、「発財樹」とも呼ばれ、風水的にも良いとされる観葉植物です。
細い幹と広がる葉が特徴的で、見た目にも癒しを感じられます。
比較的成長が早く、剪定をすればコンパクトに育てることも可能です。
癒し系植物パキラのおすすめポイント
- 丸みを帯びた葉がやさしい雰囲気を演出
- 日当たりが悪くても育ちやすいので、一人暮らしの部屋にぴったり
- 水やりの頻度が少なく、乾燥に強い
パキラは本当に丈夫で、成長も分かりやすいので、育てるのに自信がない人にこそおすすめです!
4. アイビー – 小さなスペースでも取り入れやすい

アイビーは、つる性の植物で、壁際に飾ったり、吊るして楽しんだりとアレンジしやすい観葉植物です。
癒し系植物アイビーのおすすめポイント
- つるが伸びることで部屋に動きのある癒し空間が作れる
- 明るい日陰でも育つので、デスク周りや棚の上にぴったり
- ホコリを吸着する性質があり、空気清浄効果も期待できる
棚など高いところから垂らして飾ると、少しずつ伸びていく様子がわかりやすく、何気ない日常の中に癒しを感じられます。
小さな鉢でも映えるので、スペースの限られた一人暮らしの部屋におすすめです。
5. モンステラ – 南国の雰囲気でリゾート気分を演出

モンステラは、大きな切れ込みのある葉が特徴的な観葉植物です。
存在感抜群で、ひと鉢置くだけで部屋が一気におしゃれでリラックスできる空間に変わります。
癒し系植物モンステラのおすすめポイント
- 大きな葉がインテリアとしても映える
- 半日陰でも育つので、室内でも管理しやすい
- 観葉植物の中でも特に成長が早く、生命力を感じられる
モンステラがあると、それだけで「ザ・おしゃれな部屋」になりますよ!
ここまでで、一人暮らしにぴったりな癒し系観葉植物を紹介しました。
どれを選べばいいかわからない…
という方は、まずはポトスやアイビーなど、小さくて育てやすいものから始めてみるのがおすすめです。
一鉢置くだけで、きっと一人暮らしの部屋がもっと心地よく感じられるはずです。
次の章では、観葉植物の癒し効果をさらに高めるための工夫についてご紹介します。
観葉植物の癒し効果をさらに高めるための工夫

観葉植物を部屋に置くだけでも十分に癒しを感じられますが、ちょっとした工夫を加えることで、その効果をさらに高めることができます。
ここでは、視覚・嗅覚・空間演出を活用して、よりリラックスできる環境を作るためのアイデアをご紹介します。
1. 間接照明と組み合わせてリラックス空間を演出
観葉植物と間接照明を組み合わせることで、部屋全体がぐっと落ち着いた雰囲気になります。
特に、植物の葉が光を受けて生み出す影の揺らぎには、自然の中にいるような安心感があります。
取り入れ方のアドバイス
- おすすめの場所…
ベッドサイド、リビングの隅、デスク周り - ライトの種類…
電球色(暖色系)のLEDライトやフロアランプを使うと、柔らかい光でリラックス効果UP - 効果…
葉の影が壁に映ることで、植物がより自然に溶け込み、視覚的にも癒される
2. アロマと組み合わせて五感で楽しむ
観葉植物の緑にプラスして、心地よい香りを加えることで、より深いリラックス効果を得ることができます。
植物とアロマを組み合わせることで、視覚と嗅覚の両方から癒しを感じられる空間を作りましょう。
取り入れ方のアドバイス
- ラベンダーやカモミール…
リラックス効果があり、寝室向き - ユーカリやティーツリー…
スッキリした香りでリフレッシュ、デスク周り向き - 柑橘系の香り(オレンジ・レモングラス)…
気分転換に最適、リビング向き - 方法…
アロマディフューザーを使う、エッセンシャルオイルをティッシュに垂らす
観葉植物の自然な雰囲気とアロマの香りが合わさると、まるでリラックスできるカフェやスパにいるような気分になります。
部屋に帰った瞬間、ふわっと良い香りがするは最高ですよ!
3. 日の当たらない場所にはフェイクグリーンを活用
観葉植物を置きたいけれど、玄関やクローゼット近くのように日が当たらない場所だと、どうしても植物が元気を失いやすくなります。
そうした場所にはフェイクグリーンを取り入れるのもひとつの手です。
取り入れ方のアドバイス
- 玄関…
小さなフェイクグリーンを飾ることで、帰宅時の「ほっとする空間」を演出 - トイレ・洗面所…
湿気が多い場所でも気軽に緑を楽しめる - 窓のない部屋…
壁掛けタイプのフェイクグリーンで視覚的な癒し効果をプラス
もちろん成長はしませんが、視界に緑があるのとないのでは全然違います。
4. 植物を引き立てるおしゃれな鉢カバーやスタンドを活用
観葉植物は、そのまま鉢に入れて置くだけでも素敵です。
しかし、鉢カバーやプランタースタンドを活用することで、部屋のインテリアとしての魅力が格段にアップします。
お気に入りのデザインの鉢を選ぶと、より愛着が湧いて、植物のお世話も楽しくなります。
取り入れ方のアドバイス
- ナチュラル系…
木製のプランタースタンドや麻素材の鉢カバーで、温かみのある雰囲気に - モダン系…
モノトーンの陶器鉢やアイアンスタンドで、シックな印象に - ミニマル系…
シンプルなホワイトやグレーの鉢で、スタイリッシュな空間に
プランタースタンドは特にお勧めで、以下のように高低差を出すなどの工夫も簡単にできちゃいます。
観葉植物の癒し効果は、間接照明・アロマ・フェイクグリーン・おしゃれな鉢カバーなどを工夫することで、さらに高めることができます。
植物をただ置くだけでなく、空間全体を癒しの環境に整えることで、一人暮らしの部屋がもっと心地よい場所になります。
まずは、お気に入りのアイデアをひとつ試してみてください。
まとめ:観葉植物で一人暮らしに癒しをもたらそう
それでは、本記事のまとめです。
- 観葉植物を取り入れると、視覚的・心理的な癒しをもたらしてくれる
- 一人暮らしにおすすめな癒し系観葉植物は「ポトス」「サンスベリア」「パキラ」「アイビー」「モンステラ」
- 間接照明やアロマ等と組み合わせて癒し効果アップも可能
この記事を読むことで、観葉植物を取り入れることについての悩みが解消すると幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございました!
『ひとりとみどり』では、
「一人暮らしでこれから観葉植物を取り入れたい、けど何から始めればいいのか分からない」
という方に向けて、一人暮らし×観葉植物の様々なコンテンツを発信しています。
是非、他の記事もご覧いただけますと幸いです。